施設・機材のご案内

地域の皆様の医療ニーズに応え、信頼される病院を目指すために

内視鏡検査

胃・大腸内視鏡検査では、食道・胃・十二指腸・大腸といった消化管の粘膜を直接観察することができます。微細な病変の発見もできますし、検査中に発見された疑わしい部分の組織をその場で採取できるので、病理検査によって良性か悪性かという診断も可能になります。これにより、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を低下させずに早期がんを完治に導く治療につなげることができます。

また大腸内視鏡検査では、前がん病変である大腸ポリープを検査中に切除することができます。

超音波(エコー)検査

人の耳では聞こえないほどの高い周波数の音を超音波といいます。超音波は臓器や組織の境界で反射する性質があります。
この性質を利用して反射してくる音(反射波)を受信し画像を作り出します。
この検査は放射線の被曝の心配もなく、痛みもありません。

腹部エコーでは脂肪肝や腎結石症。
頸動脈エコーでは動脈硬化の進行度、頸動脈のつまり具合などを診ることができます。

骨密度検査

骨密度検査は骨密度(骨塩量)を測定する検査です。
これにより骨粗鬆症や関節リウマチ、ホルモン分泌異常の診断が可能で、またそれらの経過観察及び治療効果の判定等にも利用されています。

測定部位には腰椎、大腿骨頸部、橈骨遠位部、全身骨があります。特に骨折するリスクの高い腰椎や大腿骨頸部が基本的な測定部位となります。また、全身骨の測定をすることにより、全身の骨ミネラルバランスの評価や体組成(筋肉量・脂肪量)の把握ができます。

レントゲン検査

エックス線検査では、様々な組織にエックス線を当てることで、診断したい組織を写し出します。検査の種類は胸部・腹部撮影、全身の骨撮影、各臓器の特有の撮影方法などがあり、様々な病気やけがの状況に応じて行います。
胸部X線検査では、肺や肺と心臓の間にある部分(縦隔)、胸郭や肋骨、心臓の異常を調べるために行う重要な検査です。

胸部X線検査で診断される肺野の疾患は、肺炎、肺がん、肺結核、気胸、肺気腫、肺水腫、塵肺などとなっています。

リハビリテーション室

治療のステージに合わせて心身機能の回復に向けたリハビリを提供します。

適切な評価・科学的根拠に基づくプログラムを行うことで、心身機能・活動の向上を図り、生活障害(参加制限)の改善を目指します。